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スマホ首に要注意!五十肩の原因にも!

こんにちは。

武蔵境駅より徒歩8分にある「いつまでも動ける体づくり」「痛みや不調の解決」をサポートする少人数制ジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

首や肩周りが常にコリ、硬くなりやすい方は「スマホ首」が原因かもしれません。

 

スマホを見る姿勢や、普段の立ち姿勢の際、自然に首が前に出て、背中が丸まっていませんか?

このような姿勢を「スマホ首(ストレートネック)」と呼び、本来カーブしている首の骨(頸椎)がまっすぐになることで、首や肩に大きな負担がかかる状態です。

 

なぜこれが問題なのでしょうか?

 

まっすぐ立った姿勢の際に、頭には前へ倒れようとする力が常にかかっており、それを首の後ろ側の筋肉が支えています。

しかし、スマホ首のように一層頭が前に出れば出るほど、この支える負担が大きくなります。

 

例えば、頭がわずか5cm前に出るだけで、首への負担は約2倍。

さらに、首が15度前に傾くだけで2倍、30度で3倍もの負担がかかるという報告もあります。

これは、スマホを見るときの姿勢そのものです。

 

こうした姿勢が続くと、筋肉は常に緊張状態となり、血流が悪くなり、酸素不足に。

その結果、痛みを感じる物質が発生し、さらに筋肉がこわばるという悪循環が生まれます。

 

これが慢性的な「コリ」や「頭痛」「めまい」となります。

 

さらには首より下の背骨の動きや肩甲骨周辺の動きも悪くなり、「五十肩」といった肩の痛みにも繋がります。

 

五十肩は、肩そのものだけでなく、肩甲骨や首の動きの影響を受けることも原因の一つ。

スマホ首が続くことで、背骨・肩甲骨などの適切な動作範囲が乱れ、その影響が肩関節へ波及し、炎症や痛みが引き起こされます。

 

「たかが姿勢」と思いがちですが、長期間に及ぶことで日常生活に大きな支障を来たすリスクに変化します。

スマホやパソコンを控えることは現実的でないからこそ、セルフケアがセットで必要となります。