こんにちは。
武蔵境駅より徒歩8分にあるフィットネスクラブのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。
「よく噛んで食べる」
なぜよく噛むことが良いのでしょうか?
噛んで飲み込むまでの過程で多数の脳神経が関わります。
つまり、よく噛むことが脳トレになります。
・食べ物を見て、形や硬さを判断する
・嗅覚や味覚で食べ物の味や、その安全性を感じる
・噛む音から硬さを判断して、噛む強さの調整
・舌の刺激によって唾液を出します
これらは神経を通して、脳に情報が送られ、その情報をもとに咀嚼や唾液が調整されます。
消化・吸収が適切に行われることで、その材料が体の機能維持するガソリンになるからこそ、最初の咀嚼が大切です。
そして、噛むことが疎かになると、その後の飲み込む力も弱くなります。
また噛む回数が増えることで、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
セロトニンはメンタルを安定させる働きのホルモンです。
一定のリズムで刻むことによって、セロトニンの分泌は高まります。
うつ病を患う方は、セロトニンの分泌量が少ないと言われており、咀嚼を増やすことで分泌を高めることは先の予防の1つとなります。
さらに、咀嚼は睡眠にも影響を与えます。
睡眠ホルモンが作られる前段階がこのセロトニンです。
つまり、睡眠の質を高めてぐっすり寝たい方は、噛む回数を増やして分泌させることが大切です。
消化不良を起こしやすい、寝つきが良くない、また忙しくて早食いの方は、噛む回数を増やすことで多くのメリットがありますので、ゆっくり食べることを心がけてみてください。
