こんにちは。
武蔵境駅より徒歩8分にあるスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。
心身を健やかに保つ際、「運動・栄養・睡眠」が大切です。
その中で運動や食事に意識を向ける方は多いですが、睡眠は前述した2つに比べると軽視されがちです。
以下の項目に当てはまる方はいらっしゃいますか?
・睡眠時間が6時間未満
・起床時間や就寝時間がどちらも常に不規則
・テレビをつけながら床に入る
・就寝時までスマホを見てしまう
これらが日常化すると睡眠不足になり、免疫力が下がります。
免疫力が低下すれば、インフルエンザやコロナウイルスを患うリスク、ガンを患うリスクが増加します。
免疫機能の種類に、ナチュラルキラー細胞という免疫系があります。
このナチュラルキラー細胞は、ガン細胞に直接攻撃を仕掛けて撃退します。
しかし、睡眠不足になると、ナチュラルキラー細胞は減弱します。
ある研究では、6時間以下の睡眠の方は、7時間以上の睡眠を取る方と比較して、ガンになるリスクが4割上昇するという報告があります。
上記の点からも、まずは7時間から8時間の睡眠時間を確保することが、カラダの健康を維持する上で大事だと言えます。
また睡眠不足は体重管理にとってもマイナスです。
満腹感を感じさせ食欲を抑えるレプチンというホルモンが減り、反対に食欲を増すグレリンというホルモンが一層分泌されるようになります。
つまり、食べ過ぎを生み、食欲を抑えることが難しくなります。
甘いものが止められない、毎回満腹まで食べてしまう方は睡眠に原因があるかもしれません。
せっかく運動や食事を頑張っているからこそ、睡眠にも同様に目を向けてみませんか?
それによって、3つの相乗効果が生まれます。
それを踏まえて、以下の5つを少しずつ実践してみましょう。
・7時間から8時間の睡眠を確保すること
・就寝90分前を目安にお風呂に浸かる
・パソコンやスマホのブルーライトを就寝60分前から控える
・起床後はまず日の光を浴びる
・日中はなるべくカラダを動かす
完璧を目指さず、できる範囲で、「まずはやってみよう」という軽い気持ちで継続してみてください。
睡眠の質を高めることで、運動面、食事面との相乗効果が生まれ、カラダをより健やかに、そして快適に過ごすことが可能になります。