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体調を崩さないためには?

こんにちは。

武蔵境駅より徒歩8分にあるスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

季節・環境・天候・社会の変わり目は、各種ストレッサーによって心身の影響を受けます。

 

そのストレッサーに対応できるようにしておかないと、ストレスによって心身の負担が増していき、免疫力の低下、体調不良に至ります。

 

では、どのようにして解決すれば良いでしょうか?

 

脳と腸のコンディションを整えることです。

 

腸脳相関といって、腸と脳は関係し合っております。

 

認知症予防を考えて脳トレばかりしても、腸内環境が崩れていては本末転倒です。

 

まず脳のコンディショニングでは、運動がオススメです。

 

運動することで脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が活性化され、脳神経のコンディションを整えます。

 

以前は、ウォーキングなどの有酸素運動を行うことが推奨されておりましたが、最近は筋トレでも活性化されると言われております。

 

そして運動は、前頭葉という記憶や感情のコントロール、カラダを動かす、思考、計画など、普段の生活に欠かせない役割を担うエリアを刺激する効果もあります。

 

前頭葉が活性化されていることで、体を動かしやすくするだけでなく、日常生活を快適にすることが可能となります。

 

さらに運動をすることによってドーパミンというホルモンも分泌されます。

 

これは高揚感や達成感を生み出し、各種ストレッサーによって心身に影響を受けている方は、負担や影響を軽減、緩和してくれるサポーターとなります。

 

では、次に腸のコンディショニングは、やはり食事です。

 

発酵食品による乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖などを積極的に取り、腸内環境を整えることです。

 

腸内環境が整うことで多くのメリットがありますが、そのうちの1つにセロトニンというホルモンによる心身のリラックスです。

 

腸と脳の両方で作られるホルモンですが、腸がメインです。

 

特に精神疾患や鬱症状を患っている方は、セロトニンが全く作られていないと言われ、腸内環境が崩れていると、セロトニンが作られにくく、心身の不調リスクが高くなります。

 

また痛みの抑制にも関わり、適切に分泌されていない方と比べて痛みを感じにくくなります。

  

セロトニン分泌には腸内環境を整えることでしたが、他にも、咀嚼回数を増やすことや一定リズムでの動作(歩くこと)、腹式呼吸などは直接セロトニン分泌を増やすとされております。

 

季節・環境・天候・社会の変わり目に心身の不調を起こしやすい方は、是非腸と脳のコンディショニングに目を向けてみてください。