こんにちは。
武蔵境駅より徒歩8分にあるスモールジムグランダ武蔵野弐番館代表トレーナーの佐藤です。
立ち姿勢を整える際、足下を整えることが大切です。
唯一地面に体が触れ、土台となるからです。
積み木をイメージしていただくとわかりやすいです。
それを前後や左右に偏って積み重ねれば、たちまち倒れてしまいますね。
ただ人間は筋肉があるので倒れませんが、その筋肉に過剰な負荷がかかり続けるので慢性痛など不調リスクは増加します。
では、足下の理想とは?
カカト・親指・小指の3箇所が地面と触れることです。
そして、それらを結ぶアーチが作られることです。
しかし、土踏まず(カカト内側から親指ライン)が潰れ過ぎてしまうような回内足になると、時間の経過とともに外反母趾のリスクが増加します。
そして、足首から上に視点を移せば、足下の土台が崩れるので、その上にある膝や股関節も本来の姿勢から崩れてしまい、膝や股関節周辺の筋肉を過剰に活動させたり、関節へ負担をかけ、痛みや怪我の原因にもなります。
またご体験にいらっしゃるお客様の中には、立っている際の不安定感を仰る方、片脚立ちが苦手という方もいらっしゃいます。
そのような方々の足下の姿勢評価をすると、大抵過剰に崩れているケースが多いです。
足の姿勢が過剰に崩れることで、地面に触れる面も少なくなりますので、先のような不安を感じます。
そして、本来脳が認識している接地面よりも触れている箇所が少ないため、「体に異常が起こっている」と危険を感じ防衛反応を働かせます。
異常事態から体を守らなければならない為、必要以上の働きを求められる筋肉が発生します。
それが疲労感、コリや張り、はたまは自律神経の乱れの原因にもなります。
あなたが感じている疲労感やコリなどの不調は、もしかしたら足下が原因の1つになっている可能性もあります。
そのような点をお客様1人1人に合わせて評価し、目的に合わせた運動や生活習慣をお伝えしておりますので、ぜひ1歩を踏み出してみてください。